afjkの技術メモ

主に技術系備忘録

Bluetooth機器にタッチで接続出来るNFCタグを作る(その2)

まず、書き換え可能なNFCタグを入手します。

AmazonでNFCタグを検索。。。色々種類がありますが、私が購入したのは

「SMARTRAC NFC Tag」20枚入りで1,365円。

1枚当たり70円弱でなかなかリーズナブル。

SMARTRAC NFC Tag (NTAG203 WPP60 ( Circus ) 20p)

SMARTRAC NFC Tag (NTAG203 WPP60 ( Circus ) 20p)

NFCタグの書き換えには、下記のサイトで公開されている、「StickyNotes」を改造して使います。

http://nfc.android.com/

このアプリは、NFCタグへの文字列の書き込みと読み込みが出来ます。

そこで、NFCタグへの書き込みを行っている箇所を、SSP用の情報に書き換えてしまおうという訳です。

NFCタグへの書き込みは、以下。

NFCタグ検出のIntentをトリガーに、Tagへの書き込みを行う。

書き込む情報は、NdefMessageクラスの情報。

ここで、前回紹介したSSPのサンプルデータ「Table 7: Binary Content of a Sample Bluetooth OOB Data on an NFC Forum Tag」をもとに、デバイス名とデバイスアドレスだけを自分が持っているスピーカー「Creative D100」の情報に書き換えます。

まずは試しということで、バイナリデータ直書きです。アドレスはエンディアンが逆転するので注意。 

これで、NFCタグの書き込み操作をすると、スピーカーにSSP接続するための情報が書き込まれます。

書き込んだNFCタグをタッチすると。。。見事にスピーカーへの接続が出来ました。

次回は、作成したNFCタグの使用感について記載します。